フィンランド式サウナとは
フィンランド式サウナとは日本でロウリュを楽しむことが出来るサウナのことです。
フィンランド式サウナは室温も湿度もやや高めが多いです。
(室温も湿度も高すぎるということではありません)
フィンランド式サウナの特徴とは
フィンランド式サウナでは、熱した石(サウナストーン)に水をかけて熱い蒸気を発生させることで体感温度を上げます。
サウナストーンに水をかける行為をロウリュと言います。
ロウリュの温度は水のかけ方で調整します。
サウナストーンにアロマ水をかけることでリラックス効果が期待できます。
サウナ施設によっては、様々なアロマ水を用意しています。
ロウリュで発生した熱い蒸気をタオルで旋回するサービスをアウフグースと言います。
アウフグースのことを日本ではロウリュと呼ぶこともあります。(正しくはありません)
サウナ施設によって、アウフグースサービスを熱波師が行ってくれます。
ヴィヒタとは
ヴィヒタとは白樺の若い枝葉を束ねたもののことです。
ヴィヒタはサウナ内で全身を叩いて利用します。
全身をヴィヒタで叩く事で血行促進、殺菌、保湿効果が見込めます。
その結果、ヴィヒタは肌の引締め効果と肌のハリを保つ効果が期待できます。
ヴィヒタは約2000年前からフィンランドで利用されています。
近年、日本でもヴィヒタを導入するサウナ施設が増加してきています。
フィンランド式サウナの温度と湿度について
フィンランド式サウナではロウリュを行うため、体感温度が実際の室温より高くなります。
そのため、ドライサウナの温度より少し低い80~90℃に設定されていることが多いです。
本場フィンランドでは、家庭用サウナとして設置され、温度設定を自由に変更できます。
ロウリュを行うことで湿度70%程度になり、体感温度も上がります。
湿度が上がると、発汗されやすくなります。
最近では日本でも家庭用サウナが普及してきています。
家庭用サウナでは室内の温度を自由に設定できるのが特徴です。
フィンランドのサウナは
フィンランドでは温度と湿度と換気とロウリュのバランスが絶妙なサウナが良いとされています。
ちなみに日本のサウナではフィンランドサウナの理想とするバランスを高度な技術によって再現しています。
フィンランドではサウナの後に、水風呂の代わりに氷のはった湖や、川などに入ったりして冷水浴をしています。
日本で氷風呂を採用するのはなかなか厳しいため、水風呂を採用している施設がほとんどです。
冷凍サウナを設置する施設も増えています。
温冷交代浴をすることで、身も引き締まり、リフレッシュし、ととのいます。